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教育が手厚くチームワークと責任感に
エスアールディらしさがあります

臨床開発担当
2021年入社 H.M

入社を志望した理由

一番の決め手は、教育の手厚さです。
どんな仕事をする上でも、足元(基礎)がしっかりしていないと、将来絶対に転んでしまう、と就職活動の時に考えていました。
当社では、チューターという専属の教育担当者に加えて、コーチャーという年次の近い先輩による支援(主にメンタル面)、さらに教育方針等をチューターの上司として見守るティーチングリーダーが一人の新入社員に対して教育を担当します。
しっかりと仕事の基礎を学ぶことが出来たため、いろんなことに挑戦することが出来ていると感じています。

学生時代に学んでいたこと

がんと報酬・ストレスの関係、老化現象の解明、iPS細胞を用いたパーキンソン病の病態解明について学んでいました。主にはパーキンソン病におけるグリア細胞について研究していました。

現在の仕事内容

私は医師主導治験のCRA(臨床開発モニター)と治験調整事務局業務を対応しています。
医師主導治験のCRA業務では、頭頸部内科と呼吸器内科領域を、治験調整事務局では、小児科、脳神経内科、循環器内科領域の業務を担当しています。
医師主導治験とは、企業治験(製薬会社による治験)とは異なり、医師が自ら治験を実施するもので、アンメット・メディカル・ニーズ(現在有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズ)に対する医薬品の開発が多いことが特徴です。また、GCPも医師主導の条文が適応され、一般的な企業治験とは異なります。
治験調整事務局業務とは、医師主導治験において治験実施の運営支援や治験実施計画書・手順書等の治験に関する資料の改訂支援、申請業務支援等を対応しています。

仕事のやりがい

医師主導治験CRAとして、治験調整事務局として、それぞれのやりがいがあります。
医師主導治験CRAのやりがいとしては、アンメット・メディカル・ニーズに対する治験を担当していることもあり、やはり患者様に対する治験薬の効果をカルテを通して読みとれる事です。患者様の病状がよくなっていることや喜ばしいエピソードをみると、モニターとして治験に参加できてよかったと、やりがいを感じます。
治験調整事務局としてのやりがいは、治験の運営に大きく係ることができる事です。疾患の特性や治験薬の特徴、強みを考えた治験のデザインの検討や検討した計画書を実践するための支援をすることが出来ます。その分、知識量や検討事項は多く難しくなりますが、治験を無事に終了した時のやりがいはとても大きいです。

印象に残っているエピソード

医師主導治験CRAとして、医療機関を初めて一人で担当した際に、医療機関の方とコミュニケーションが上手く取れていませんでした。そこで、電話やメールの連絡手段を上手く使い分け、様々な工夫をしていくうちに、徐々に意思疎通が取れていけるようになったことは印象深いです。
また、治験調整事務局業務として、治験で使用いただく機器の使用方法を検討し、先生にご説明した経験があります。100ページ以上にわたる説明書を精読し、投与方法を検討の上、スライドを作成して、先生にプレゼンを実施したことで、上手く説明対応することができ、無事に投与が終了したことは、印象に残っています。

入社前とのギャップ

「風通しの良さ」にギャップを感じました。
私は、いわゆる体育会系の部活動に所属していたため、勝手に社会人は部活動と同じかもっと厳しくなるのか、と考えておりましたが、とても程遠い雰囲気でした。上司に対して自分の考えを言いやすく、良いものは積極的に取り入れてくれる環境にギャップを感じました。
上司や同僚や部下と日々意見を交わし、時には意見が対立することもあるけれど、納得するまで話すことが出来る、そんな環境で切磋琢磨しています。

エスアールディらしさを感じたエピソード

治験の立ち上げの際に、期限の短い対応を求められたときの「チームワーク」と「責任感」にエスアールディらしさを感じました。自分の担当業務が終わったら、すぐに他の人のサポートか他の業務の対応をメンバー全員が自ら進んで取り組んでいたことに、メンバーの結束力の強さと個人の責任感の大きさを感じました。当時、私は入社1年目で会社のことが少しずつ分かってきたタイミングでしたが、これがエスアールディの「チームワーク」と「責任感」なのか、と実感しました。

今後の目標

「多くの人」の役に立ちたい、という理由から薬に関係する職種を目指し、新しい薬剤を一日でも早く届ける手助けをする、CRAという業種に飛び込みました。それまでは、患者様のことしか考えられていませんでしたが、仕事を始めてみて申請を一日でも早めるためには、医療機関の方はもちろん、チームメンバーや他部署の方との連携がとても重要であると感じています。
今では、「多くの人」が患者様だけではなく、治験に係る人にも広がっていますので、それぞれの方々に対し、役に立てることは何か、自分にできることは何かを考え実行が出来ることを目標としています。

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